椎名林檎の正しい呼び方は。
呼び名は自由だ。
好きに呼んだっていい。
相手がいて私がいて、関係性があるから呼び名がある。
どうも、初めて呼ばれる方も何度か訪問されてる方もどうぞお付き合いください。ゆんぐと申します( 'ω')
存在を知ってから、はや15年ぐらい、ずっと椎名林檎の愛好家を続けている。単純に彼女の活動が目を離せないし、彼女の曲が、振る舞いが、全てが好きなのである。
今回は好きすぎてもう一度呼び方を考えるようになった。そんな話である。
椎名林檎の呼び方は様々ある。
椎名林檎、林檎、林檎ちゃん、林檎嬢、林檎様、椎名林檎さん、裕美子・・・・沢山ある。でも私は『椎名』と呼ぶ。それには理由がある。
『椎名林檎』という呼び方
前は私も椎名林檎と呼んでいた。椎名林檎って凄いキャッチーだし愛くるしい。椎名林檎と呼んでて困ったことはない。必ず伝わる。だがしかし、ふと思った。フルネームで呼ばれることはあまりにも硬すぎるし、距離がある。
例えばである。これを呼んでるあなたの個人名が『山田花子』だとして第三者があなたの話をしていると仮定する。
と言われたらとても距離を感じないだろうか。そもそも自分の名前をフルネームで呼ばれることはあまりない。フルネームで呼ばれると距離を感じるものだ。これだけ椎名林檎を応援してるのに距離もクソもないだろう。私は椎名林檎に近づきたいのに距離を作っていたのか!!ふと思った。
『林檎』という呼び方
誰かと椎名林檎の話をしている時に
「林檎さぁ。林檎の。最近の林檎が〜」なんて言い出したらアウトだと思っている。椎名林檎は私の恋人ではない。むしろこちらが一方的に知って好きになっている。それなのに下の名前で呼んでたら、一方的に距離を縮めている危ない人になる気がする。考えて欲しい。あなたにお会いした事がない人があなたの下の名前で話していたら気持ち悪くないだろうか?少なくとも私は嫌である。故に『林檎』なんて呼び捨てにできない・・・
『林檎ちゃん』
愛好家の中で一般的に多い気がするのが林檎ちゃん。
わかる。しっくりくるし、ちゃん付けにしたくなる可愛さを持ち合わせている。特に女性がよく林檎ちゃんと呼んでいる気がする。だがしかし、私と椎名林檎は友達ではない。友達になりたい。とは切に願っているが、友達ではない。故に友達感覚で「林檎ちゃんのアルバム聞いた〜?」「最近の林檎ちゃんいいよね〜」なんて軽々しく言えない。むしろ友達というよりも崇めているに近い椎名林檎をちゃん付けなんて言えない。椎名林檎を尊敬している故にちゃん付けなんて言えない・・・
『林檎嬢、林檎様』
この呼び方もわかる。私も林檎嬢と呼んでいた時期はある。椎名林檎は唯一無二な存在であり、この上ないアーティストで尊敬しているからこそ呼ぶ林檎嬢、林檎様と呼びたくなる気持ち。わかります。だがしかし、椎名林檎は私の神様でもなければ私の王女様でもないのだ。それに気付いた時には呼べなくなってしまった・・・
『椎名林檎さん』
椎名林檎さん。うん。丁寧な呼び方だ。だがしかし、一気にファン感がなくなる。椎名林檎さんって呼ぶだけで一気に椎名林檎に興味の無い一般の人見たくなってしまう。私は椎名林檎のファンである故に呼びにくい。そして、文字数が長い。故に呼べない。
『裕美子』
はい。アウトー。いくらファンであっても本名で呼んだらアウトー。椎名由美子と椎名林檎は同一人物であることはわかるが、使い分けてる事ぐらいは察するべきだし。通ぶって本名で呼ぶなんてアウトー。スリーアウトチェンジ。退場ッ!!
『椎名』
最近、私は椎名林檎を椎名と呼ぶ。
対象を呼び捨てとする事で、林檎ちゃんと呼ぶ勝手な親近感や林檎嬢という崇めている呼び方でなく「近すぎず遠すぎずの距離感であり椎名林檎のアーティストとしての部分だけと向き合っている」という意思表示のなのだ。親しみすぎず、崇めすぎず、椎名林檎はとても好きでありながらさらりと呼ぶ事でちょっと通っぽいと思っている。
思っている。
・・・思っていた。
むしろ好きなのに呼び捨てで、自分より年上の椎名林檎さんを椎名って苗字の呼び捨てで呼んでいたらとっても生意気じゃ無いか?と思ってきたところ。
ああもう、私は彼女をなんて呼べばいいんですかね。
こじらせすぎである。
好き過ぎるが故に好きなアーティストの呼び方一つでこんなにも悩んでる私はこじらせすぎである。
今日も平和である( 'ω')