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椎名林檎とインターネット。

(生)林檎博’18 不惑の余裕 を終えて

お疲れ様でした。
みんな、あのライブ見てどう思った?
不惑の余裕。
絶対各々思うことあるでしょう。
しかし、目にするものは全肯定派が多いというか、あんまり批判的な意見は現れないよね。
今回のツアー、感じることがありすぎた。

 


 
 

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  • 日程 

まず日程。一年で二回ツアーやるってどうなの?いや、愛好家としてはとっても嬉しい。最高。ってなった。椎名、天の邪鬼っぽいから一年で二回もやったら、もう数年はやらない。とかなりそうで怖い。一年で二回やられるよりコンスタントに二年に一回はツアーやって欲しい。
 
 
頼む。穏やかにできるだけ長く楽しませてくれ。
 
 
んで今回のツアーは静岡、さいたま、大阪、福岡。
ツアー序盤に拝みたいし。近いところは行きたいし。千秋楽が福岡?行くしか。ってなるし、結果として数回行ってしまった。日程要素的には椎名林檎誕生日とかも被ってるし、此れは何かあるのでは?を期待して、まんまとそこも行っちゃうよね。
 
しかし年に二回のツアーはスパルタ。今年一年で何回も椎名林檎拝めることは良いことだが。
 
  • 金銭面

日程に関するものではあるけど、年に二回もツアーやって、宿泊費に移動費、遠征費ってそこそこな金額かかるもんね。ライブ行くと言うか軽い旅行にもなるし。行きたいけど見送ったファンも多いのでは?
更に椎名林檎の物販・・・ほら・・お高い商品もあるじゃないですか・・・。
大丈夫?愛好家死なない?全部買いたくなる人とかもいるのでは?呼吸止まらない?
幸いにもグッツに全く興味ないタイプの愛好家なので物販ではHP(資金力)削られるようなことは無いけど。日程も多く参戦して、物販も買う人は・・・・。息してる?少なくとも学生さんとかはキツイだろうなぁ~椎名スパルタ過ぎん?
ルームシューズとか意外なところ出してきたなぁ。開発者に意図を聞きたい。教えてくれ。何故其れなんだ。というか前回ももう布を売るからおまいら好きに作ってくれっていうの新しすぎて笑った。そして皆様、各々楽しんでおられて尚且つクオリティの高いオリジナルグッツ作れる人ほんと凄い。尊敬。脱帽。敬礼。
 
 
 
  • ライブ演出

あー。こうゆう感じね!はいはい。今回もオーケストラ揃えて来ましたね。ネコさん。相変わらずチャーミングなお顔ですね。うわー、そして今回もがっつり児玉感出てるー。本当、近年映像ありきに演出になってきたなー。昔は映像とかに頼らずに”椎名林檎が唄う”ってだけでライブだったのに(予算の関係?)座禅以前とかね。
今では映像、サポートメンバー、衣装、ダンス、ナレーション(若女将&若旦那)、サプライズゲスト・・・とコンテンツ盛り沢山。
いかに”椎名林檎から目線をずらせるか”になってる気がする。
 
でもなぁ、ライブの本質は歌を聞くところで。そこ以外のコンテンツが盛り上がってもって思うけど…。あれはあれで好きなんすけどね。しかし、ゲストの使い捨て感はまさに不惑の余裕感がありましたね、椎名さん。あっぱれ。mummy-D浮雲も松本さんも宮本さんもレキシもね。
あと個人的にVJはAppleと歌舞伎町の女王が好き。
Appleの映像、スタイリッシュでかっこよかった。iTunesのアートワークとか入れたりね、林檎のグラフィックだったり。歌舞伎は完全の歌舞伎町のパロディ、あれとても良かった。
 
お好み焼き 座禅”実在するなら直ぐにでも飛んでいきたい。
 
 
 
 
  • セットリスト

 
全然物足りなかった。みんなこれ満足してるの?
 
20周年の林檎博ってことで勝手に”新旧織り交ぜた名曲メイン”って想像してたんだよね。
なんていうか”初めての椎名林檎”みたいなセトリを。
椎名林檎20周年なんだー。久々にライブ行こうかな』っていう昔のファンとか、ここ最近の新規のファンとか多くの人を喜ばすイメージだった。勝手に。
 
見事に打ち砕かれた。全然、想像してたセットリストと違う。
 
 
  1. 本能(Mummy-D ver)
  2. 流行
  3. 雨傘
  4. 日和姫
  5. MA CHERIE
  6. 積木遊び
  7. 個人授業(フィンガー5カバー)
  8. どん底まで
  9. 神様、仏様
  10. 化粧直し(インスト)
  11. ありきたりな女
  12. いろはにほへと
  13. 歌舞伎町の女王
  14. 人生は夢だらけ
  15. 東京は夜の七時(HUMAN ERROR ver)
  16. 長く短い祭
  17. 獣ゆく細道
  18. 目抜き通り
  19. ジユーダム
    -アンコール-
  20. はいはい
  21. 夢のあと
    -ED BGM-
  22. 丸の内サディスティック neetskills remix
 
 
一曲目、本能でガラス割る椎名が歌い出した瞬間の始まった感。感無量。
ガラス片付ける白衣のバイトしたい。黒猫さん雇ってください。
マミーさん来たらそりゃ流行やるよね。フロウフロウフロウしちゃってください。めっちゃクネクネしますねマミーさん。そのまま雨傘とアップナンバー続け、まさかの日和姫?このタイミングでやるの?何故?Appleお洒落だなーVJホント好き。マシェリこんな良い曲だったんですね・・早く音源化しよ?神様仏様、結局向井先生来ず。ポイント足りなかったか。
って全曲描くわけじゃないけど。なんか今回のセトリって“華”とか“山”がなかった印象。決してアゲてないわけでも無いが。
例えば盛り上がる曲といえば長く短い祭とかも百鬼のが確実に盛り上がってるし。ドカンってくるものがあった。
 
個人的にはセトリは真空地帯のが全然好き。真空地帯はレコ初ってことで空港局多めでしたが、それでもギブスとか浴室とか枯葉、弁解ドビッシー、眩暈、静かなる逆襲って凄く良かったし嬉しかった。特に目眩と弁解。鳥肌立つよね。勝訴とかやられると心がついてかなくなる。じゃなくて・・・博は、新旧織り交ぜてるはいるけど。もっと無罪も勝訴もカルキも加爾基も三文も日出処もいい感じに織り交ぜて欲しかった。
 
これぞ20周年みたいな。
 
積み木遊びもあのダンス期待してたけど、来ず。がっかり。もうあの頃の椎名は見せてくれないのか。
 
なんだか20週年記念ライブって言うよりは今椎名がやりたい曲ってセットリストなイメージ。古い初期厨は回れ右して帰れ!って言われたような感じで見てたら。
 
まさかの
 
 
 
はいはい
 
 
 
 
全部持ってイカれたよね。
 
此れこそイカれた事情其れも真実なりって感じじゃない?
ギターのイントロで号泣確定。
最後の最後で初期厨泣かせに来る椎名スパルタ過ぎない?
”レンジでチンして 食べて”って歌う椎名。
‘滅茶苦茶ヤ・バイ青き思い出’って言う40の椎名。はいはい2018良すぎた。再録して?音源ください…。
 
どう考えても殺しにかかってる。
初期ファン歓喜すると思うのに。
 
さいたま公演で削られたとき下唇噛み締めてたの私だけですか?そうですか。宮本さんの歌<はいはいって少数派ですか。欲を言えばはいはいからの今夜どう?聴きたかった少数派ですか?そうですか。なんならサプライズゲストのひさ子はまだですか?
 
そりゃ宮本さんが歌ったら…お得感はあるけど。
 
こちとら椎名林檎の歌を聞きに来てるんじゃい。今回の林檎博は、オーディエンス全般的にゲスト登場で盛り上がるみたいなのが強くてビックリ。  
 
 
それでも、、セットリストに満足がいかない拗らせた初期初期うるさい民を最後に“はいはい”一発で黙らせる椎名。ほんと好き。ありがとう。でもスパルタすぎない?もっと労って?
 
 
 
じゃぁどうゆうセットリストが良かったのか? 
 
ギブスとか、ここでキスしてとNIPPONとかわかりやすいどんな人でも楽しめる曲とかやったら良かったのにって思ったけど……。
 
個人的には“正しい街”を待ってた。
20周年で正しい街。いや、正しかったのはどう考えても椎名。って全力で肯定してあげたかった。あのイントロ流したら7割のファンは号泣するのでは?エモすぎない?それ。
 

 
個人的には
  1. 正しい街
  2. あおぞら
  3. 幸福論
  4. 真夜中は純潔
  5. メロウ
  6. ギャンブル
  7. jazz a gogo
  8. おこのみで
  9. やっつけ仕事
  10. 大人の掟
  11. 歌舞伎町の女王
  12. so cold
  13. 病床パブリック
  14. 長く短い祭
  15. 殺し屋危機一髪
  16. 静かなる逆襲
  17. 愛妻家の朝食
  18. 野生の同盟
  19. 依存症
 
EN
  1. アンコンディショナルラブ
  2. 丸の内サディステッック
 
これぐらいキャッチーな感じを期待してた。
叶わぬ。しかし、マシェリは良かった。あと、トータスさんの目抜き通り。松本さんのいい男感凄い。ゲスト男性軍の中で一番素敵だった。
単発単発で良い!ってなる曲はあれども全体としての流れや意表(はいはい以外)をつかれたみたいなのはあんまりなかった。
 
MCでは「この名前で20年間やり続けるとは思っていませんでしたし、大衆的なことを目指して活動してきたわけでもないので、こんなにたくさんの人に囲まれてるとも思っていませんでした。もっとぽつねんとしているだろうと思っていたので……」
って言ってたけど。確かに大衆的目指してのスタートではなかったかもしれないけど、結果的に椎名の感性にみんなついてきてるわけだし。多くのファンがいるのも事実だし。あんたが正しいよ。って肯定したいから正しい街歌って?早く??めっちゃ待ってたよ??
 
 
 
  • 全部終わって

いやー。林檎博終わってこれはどうなんだろう。って思うけど、相変わらず演出のクオリティは上がる一方。エンターテイメント性が強い。もうライブではなくショーだな。
 
多くのゲストを招き、今回の林檎博は暖かくて、美しく、自由にのびのびやってる感じでしたね。20周年お疲れ様でした。
 
 
 
 
どうしても、ギターかき鳴らし不条理を唱える椎名林檎を追いかけていたあまりその幻影を求めすぎてるのは勿論わかる。そのまま、芸を続けられるなんて出来ないし。変化や進化してるからこの世界で活動し続けているのもわかる。
 
今の椎名林檎は凄く好み!って言われたらそういうわけでは無くとも活動してるだけでとっても有り難くて、ライブに足を運んでしまう。だからと言って好きだからって言ってやる事なす事全ての肯定は出来ない。じゃぁ実演来なきゃいいじゃん。そういう訳にもいかない。いつかまた好みの感じでやってくれるのでは?っていういう僅かな希望も捨ててない。
 
 
 

 



 
圧倒的にマイノリティだとは思う。
 
 
でも同じ様な愛好家もいるでしょ?
 
 
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病床パブリックという名曲を聴きなおして欲しい。

今日も椎名林檎勝訴ストリップを聞いてる。

 

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理由など無いし、もはや習慣。呼吸をするかのように余りにも自然的に勝訴ストリップを流していた。もはや勝訴ストリップがない時代はどの様な日常の過ごし方をしていたか忘れてしまった。

 

余りにも日常的に勝訴ストリップを聞きすぎている為、もはやイヤホンをつけなくてもヘッドホンを耳に当てなくても脳内再生で虚言症から依存症まで再生できる。すると、勝手な思い込みですれ違う人々も勝訴ストリップを聞いてるように感じる。勝訴ストリップの無い日常など信じられないから。すれ違う人のとの朝の挨拶は『それは今、本日何週目の勝訴ストリップですか?』ってうっかりかけてしまいそうになる。完全に自己都合自己解釈の激しい人に思われるので『おはようございます』と挨拶をするようにはしている。

 

勝訴ストリップは紛れもなく名盤だ。其処に異論は無いはずだと思うし、椎名林檎のアルバムで最も売れたアルバムでり最も認知されたアルバムだろう。その中でも忘れてはいけない曲がある。”病床パブリック”

 

病床パブリック...それは1999年1月に発売された3枚目のシングル「ここでキスして。」がヒットを続けるその最中、病床で倒れた時に製作された曲。製作時期は「罪と罰」と重なるとのこと。歌詞中の「快感ジャガー」のジャガー浅井健一の愛車のことを指しているという。

 

余り語られることのない”病床パブリック”

 

病床パブリックの良さは、若さゆえの感性から出てくる単語と歪んだ愛情表現と疾走感だ。

これは、あの時、あの瞬間の椎名林檎だからこそ生まれた作品だと思うし。

当時は本当に心から格好良いと感じてた。今聞いてもやはり良い。

 

 

拗らせた誘い文句がとてつもなく女であることを感じるし、其処が素晴らしいいいい。

 

 

病床パブリックの女性としての心境の変化。

 

巧妙→頽廃→倦怠と流れが変わる。

それが最高に女って感じがする。

 

巧妙に振舞っていた。

白血球の流れを感じれるぐらい意識飛ばして自制していたのに。

妄想することだけで満足してた筈なのに。

頽廃的な事態を手に入れてしまった。

時既に裸体。勝気に物事を進めるよりも脱がせてほしいという事で殿方は喜ぶんでしょう。

望んで手に入れたものも、結局は倦怠。

でも虚勢を張りながらも優等生でいるよ。

違う誘い方でも同じ結果であったかな。

 

20前後の女が少し年上に男性に憧れたであろう描写が浮かぶこの椎名文学。

何もかもが新鮮で、あれもこれも手に入れたい。

セックスで繋がる関係があっても良いし、ヒトのモノが良くも見える。

感情を燃焼させる時期だ。

 

おいベンジー。その役目、変わってくれ。

 

 

女として全うしている椎名林檎の人生は生き方として一つの正解ではないだろうか。

これ程にも、性に謳歌しながらも下品にならない人は少ない。

 

 

其処の理由はきっと彼女が選ぶ言葉と振る舞いなんだろうな。

 

「既にもう女として生まれた才能は発揮しているんだけど
脱がせて欲しい」
という誘い文句をさらりと言えたら最高に官能的だと思う。
 
 
 
 
 

椎名林檎のひょっとしてレコ発を味わった。

人は二度死ぬ。

 
 
 
一度は生命が失われたとき。
もう一度は椎名林檎のライブを見たときだ。
椎名林檎のライブが終わったときは何故に人が死ぬか。
単純に言葉を失い、思考が止まり、我を忘れるからだ。
 
 
 
『(好きすぎて目の前で実演している姿を見ることで辛すぎる故に) 椎名林檎しんどい・・・』
 
 
 
という言葉しか発することができないような輩はヒトとして存在しているに値するだろうか。
 
否、しない。故に死んでいる。
 
 
 
 
 
 

此処が帰る場所の証。

 

 

2017年11月に突然のツアー開催発表がされた「ひょっとしてレコ発
 
 

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百鬼夜行から約三年ぶりに椎名林檎の公演が決定した瞬間。
きっと多くの愛好家が思ったであろう。
「え???え?ええええ?なにこのポップなアイコン」
百鬼夜行からの大幅な路線変更。
戸惑いが隠せない。
え?椎名キュート系なん?何でアニメ調?色々どうした?
というかレコ初?何か出すの?
え?
セルフカバー第二弾?
また提供した曲を自分で歌っちゃうの???
そして今から少女ロボット歌うの?
東京事変で出してるじゃん??
反則じゃない?
今更シーナ・リンゴ名義の曲を椎名林檎で歌うの??
確かに少女ロボットは【ジャスキャン < 座禅】派だけど??
寧ろそこは日本に生まれてとかでどう??
という気持ちのもと、「逆輸入~航空局~」の発売と「ひょっとしてレコ発」が発表されて2017年の年末はざわついた。
 
 
心をかき乱されて死んだ。
 
 
 
椎名林檎が動かない時期には他の音楽に目移りする事もあった。
しかし、一つのビックニュースで心を鷲掴み。
 
 
ああ。此処が帰るべき場所なんだ。
 
 
 
 
 

不安は抱えながらも期待値を超えると信じれる椎名林檎

 
 
ツアーが発表されてからの高揚は尋常じゃない。
なにせ百鬼夜行から約3年ぶりだ。
百鬼夜行椎名林檎言語化するのはとても難しい。
展開に感情が追い付かなかったのだ。
 
 
 
凡才肌とか完全にノーマークでのスタート。やさしい哲学の歌詞めっちゃくちゃ良すぎない?
え?迷彩めっちゃ良い・・・。
え?Σやるの?嘘だろ?
お祭り騒ぎからの長く短い祭りの繋がり方の絶頂感。
 
 
 
百鬼夜行はどんな椎名林檎ファンが見ても楽しめるような演出だった。
美しく、完成度の高さに心の興奮が収まらなかった。
 
 
 
そして何よりアンコールの虚言症にて。
 
やっぱり死んだ。
 
 
 
ああ・・きっと椎名林檎の事だから百鬼夜行を超えるような演出のライブを味わせてくれるのか。
懸念の点は、逆輸入のツアーだからきっとアルバムからの曲を多くやるのであろうか。
椎名林檎の人の為に書く歌では無く、椎名林檎椎名林檎であるために書く歌を聞きたいと切に願うばかりだ。
 
 
 
 
 

椎名林檎と彼奴等の居る真空地帯が始まった

 

 

セットリストの紹介や演出を細かく伝える気は無い。そんな記憶力も良くないし。
ググれば沢山出てくる。
 
此処は個人的な想いをつらつらと書くチラシの裏なのだ。
 
照明が落ち、ロケット発射台の映像。
そして画像は【3:00:00】
始まる。
 
遂に目の前で実演する椎名林檎が。
 
 
演出はもうVJの素材ありきの演出。全面的に児玉氏の協力があるのでしょう。
案の定、セットリストはセルフカバー多め。
 
そんな中、ギブスを歌い、意識に繋げた瞬間の感動が第一次ピークであろう。
そして枯葉と眩暈でも一気に苦しくなった。
そして何より静かなる逆襲唄う椎名林檎がとても・・・・良い。
 
 
賛美を表す言葉が尽きるほどに思いもしない曲が流れてきた。
ギブスや意識、弁解や枯葉など此処にきて聞けるとは思えなかった。
 
 
 
そして何よりギターを低めに持ち、かき鳴らす椎名林檎を見たときに全てが吹き飛んだ。
 
 
 
その姿は、目に焼き付いて離れない。
最高過ぎる。
何よりも好きな椎名林檎であり、心が動揺した。
 
 
 
終演を迎え、椎名林檎が実在する人であり今日も酔わせてくれる存在であった。
 
 
 
約3年ぶりに見た実在する椎名林檎をを見て心が死んだ。
心肺停止。ありがとうございました。
 

 

 

 

実演を終えて

 
 
椎名林檎が3月から開催していたツアー「椎名林檎 ひょっとしてレコ発2018」改め「椎名林檎と彼奴等の居る真空地帯」は先日、千秋楽鹿児島公演を用いてツアーは終焉を迎えた。
 
 
 
親しい友人が放った言葉が忘れられない。
 
 
 
 
椎名林檎の人生、生涯を見ているようなセットリストだった」 
 
 
 
 
ああ。凄い解釈だ。
 
 
 
人生は思い通りで始まって、ギブスや意識を通り、おとなの掟を覚え、静かなる逆襲を得て、孤独のあかつきを知り自由へ道ずれして、人生は夢だらけで終わる。
 
 
 
16できっと人生は思い通りになると夢にみて室見川を出た少女は、多感な時期を経て苦悩や希望、孤独やを儚さを超えて40にして人生は夢だらけと言える。そんな素敵な大人の女性への人生を歩んでいる。
 
 
 
 
そう解釈した。友人に言葉の真意は確かめてないが。
 
 
 
 
実演に対して個人の感想は多々ある。肯定的な面も否定的な面も。
椎名林檎が好きだけど椎名林檎がなすることなす事すべてに賛同はできない。
 
 
 
何度も言う様に「椎名林檎椎名林檎であるために作った曲」を歌うのが好きだ。
そういう意味では少しモノ足りないセットリストではあったが。
 
 
 
そんな中、舞い込む朗報。
 
 
 
 
 
椎名林檎 林檎博’18 -不惑の余裕-】

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やはり期待通りに来た。林檎博。
 
 
此処ではがっつり【椎名林檎】を見せてくれるだろう。
 
 
 
 
 
 
20周年の椎名林檎が『あの日飛び出したぁぁ~』と1曲目に正しい街を歌ったとしたら・・・
 
 
 
 
創造しただけで心が高揚して、やはり此処でも死んだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

タイトルは未だ無い。

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歳月人を待たず。気付いたら新年になっていた。2018年って数字上にするととても未来感があるが実際には車が空を飛ぶ予定も無いし。周りを見渡してもそこまで物質的な変化も少ない。ITとIoTとAIの発展が目につくだけ。なんせ今日も椎名林檎は活動してるし。このブログは主に椎名林檎の事を無性に描き殴りたくなった時にだけ使っていたブログではあるのだが。今年は別の事も書くことにした。読書メモや仕事のこと。ライフスタイル。ツイッターには収まらない様な事を此処にアウトプットしていこうかと。

 

 

年末から活動しすぎな椎名林檎のニュースは日々絶え間なく入ってきて。ブログの記事になる様な事は沢山あるのに。如何せん、椎名の事を書く気が起きない。なんであろう。あれだけ活動を期待していたのに、実際に活動してくれて嬉しいのだが。いつもそうきたか。という活動で。実はあんまり心に刺さってない。

 

 

例えば“目抜き通り”曲はとても素晴らしい。トータス松本も素敵な男性だとは思う。昔からデュエットみたいなのもよくやるし。けど、あまりにも商業的過ぎた。後ろの大人が見え過ぎた。曲を出したかったのではなく、曲を依頼されたのだろうなぁ。って銀座SIXに。そして電通に流れた。それが椎名林檎に来た。そしてキャバレー風に仕上げて、来るべき自分のキャバレー作るときのポートフォリオやG SIXを彼処まで盛り上げたアーティスト兼文化人として、紅白やオリンピックへとの作品となる。そんな大人の事情や見えたり憶測できてしまうから寂しい。いや、でもとてもイントロとか好きなんですがね。でもそこまで聞き直したりしていないのも事実。

 

 

例えば“逆輸入”とっても嬉しいアルバム発売。45分越えの椎名林檎の作品をどれだけ待ち焦がれたか。しかし、実際にはセルフカバー。セルフカバー・・・セルフカバー・・・嬉しいけど。寂しい。人にあげた作品を結局自分のものにしちゃう。椎名林檎の曲にすればかなり椎名林檎らしさに溢れるのだけど・・・。此処で少女ロボット出すのも嬉しいけどズルい気もする。主観だけどね。最果てが見たいは最高に好きだ。

 

 

とは言えども、“椎名林檎”が活動してくれるだけでも十分嬉しい。いつまで活動なさるかは未定ではあるし。ツアーをこれだけ大々的にやってくれるのも嬉しい。どんな活動で嬉しいと感じさせるなんて罪な女だよ。椎名林檎は。

 

と。

 

結局椎名林檎の事を書いていしまったけど。

 

本題は今年の目標で“年間50冊の読書”と“丁寧な暮らし”って決めたので。そんな雑記が今年は少々増える記録になりそうです。なんでわざわざ抱負を書くかって?自分への戒めと達成できなかった時に誰かに尻を叩いて貰うためだよ。

それに伴い、椎名林檎以外のことを呟く主に読書Twitterアカウントも作ったので興味ある方は名乗り出てください。尻を叩きたい人も募集してます。それが本日言いたいこと( 'ω')

 

 

絶頂集はヤバい。

スタバで椎名林檎を聴きながらゆっくりしてた。なんの変わりのない、いつも通りの日常だ。

 

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隣の席には女子高校生3人組が座っていた。問題集をひらいみんなで勉強したりキャッキャしている。これもよくある光景だ。なので私はとくに気にせず、椎名林檎を聴きながらブログを書き続けていた。その時絶頂集が流れていた。やっつけ仕事が終わった瞬間だった。

 

 

絶頂集の曲と曲の合間に聞こえてくる女子高校生の会話が気になって仕方がない。

 

 

 

「このプラぺ、マジでヤバくなぁ~い?↑↑」
「マジ、ヤッバッ!めちゃヤバじゃんッ!!」
「650円もしたのもヤバイ」
「ヤバいね~今月バイト少なくてヤバいのに~。」
「このラテ、熱すぎてヤバイ~無理ぃ~」

 

 

 

会話『ヤバい』で完結させすぎじゃなりませんかね?

 

 

 

 

 

2017年にもなるともしかして共通言語変わってたの?

日本語の簡略が進んでたの?

 

 

 

気になってしまい、うっかり「ヤバイ」をググったら出た画像がこちら。

 

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即ち以下の通りで通りである。

 

 

 

「このプラぺ、マジでヤバくなぁ~い?↑↑」(味:おいしい)
「マジ、ヤッバッ!めちゃヤバじゃんッ!!」(味:甘い、おいしい)
「650円もしたのもヤバイ」(価格:高い)
「ヤバいね~今月バイト少なくてヤバいのに~。」(状況:厳しい)
「このラテ、熱すぎてヤバイ~無理ぃ~」(温度:熱い)

 

 

 

 

Oh......

女子高校生の情報認識処理速度早過ぎませんかね。

会話のテンポも速い。

これを瞬時に理解しているならもはや脳のCPU処理速度が私とは別物だ。

 

 

これが現代の日本語であり、それ処理するスペックの高さが現代人なのか。

 

 

 

 

 

冷めたコーヒーを飲みながら如何に私が旧式モデルか思い知らせてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・( 'ω') 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶頂集、マジヤバイ。椎名林檎の荒々しくて生々しいあの感じがマジでヤバイ。一曲目のやっつけ仕事のギターのイントロからヤバイし、歌詞もヤバい。「興味や関心を奪う程合う辻褄 或いは目合いを以て営んでなんて目論んで居ないか」って言いきれちゃう椎名林檎がヤバい。そもそも虐待グリコゲンがヤバい。ギャンブルとか生み出してくれて圧倒的な感謝がヤバい。メロウもまたヤバい。警報音から始まるメロウヤバい。イっちゃってる感じがヤバい。「意識は希望に素直じゃない」ってヤバイ。けれども絶頂集は発育ステータスも中々、ヤバい。乙女の不安や憤怒の思いが爆発している発育ヤバイ。はいはいの歌詞の緩さがヤバい。光合成とかさっぱり意味が分からないのに格好良いからヤバイ。つまり絶頂集はヤバイッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このブログはあくまで絶頂集の良さを伝えるブログです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、私は一体何をやっているのですかね