なぜ椎名林檎(東京事変)の曲を飽きることなく聴き続けることができるのか?
こんばんは。
初めてブログを読まれる方も、いつも読んで頂いてる方もこの私の一人椎名林檎討論にお付き合い頂き誠にありがとうございます。ゆんぐと申します( 'ω')。
早速ですが、暦は師走で今年ももう終わろうとしています。
振り返ると椎名林檎氏は、新曲『13 jours au Japon ~2O2O日本の夏~』と『ジユーダム』の発表やリオデジャネイロオリンピック閉会式の一部の演出をプロデュースし、タイムリーな話題だとSMAP×SMAP出演決定など様々なニュースをくれましたね。
私も活動を追いかけて15年ぐらいは経ちます。
ずっと聴き続けて、
『なぜ椎名林檎(東京事変)の曲を飽きることなく聴き続けることができるのか?』
という疑問が率直に沸きました。
これらの前提としては『好きだから』で済んではしますのが。
『では何故好きなのか?』
ということになります。
それに対する答えは決まっています。
『飽きることがないから』
と私は答えています。
そう。1999年に幸福論からデビューした椎名林檎氏は2016年のジユーダムの今日まで飽きることなく聴けるのです。
とはいえ、歌詞や音色、ライブの演出、本人のルックスなど・・・年々変化は必ず起きます。それでも飽きないのです。リスナーとしても自分の感性や聴いている音楽は変化するのに椎名林檎だけはブレないのです。なぜなのでしょうか?
それを大きく時代ごとに分けた変化を書いて見ました。
先に言っときますが、現在仕事中です。
1 少女のような想いが溢れる時期 (幸福論〜勝訴ストリップ)
年齢でいうと10代後半〜20代始まりというところでしょうか。
『いかないでね どこにだって 私と一緒じゃなきゃ嫌よ』
ーここでキスして
なにせ違う性格の女子高生を見てるのに気づいてるのに何も言えないような女の子である。いや言ってるのか?これは心の声なのか?どっちなのだ?何れにせよ熱烈なアピール。悲しい少女の性を唱え続けいている。うむ。正直可愛いと思います。振り向いて、もらえるのか。もらえないのか。そのような狭間の歌詞が多い様に見られます。
幼気な少女の気持ちの様な歌詞は人々の心に直球で刺さる。
これは刺さる。例えば(勝訴や無罪が出てた時に)同年代であれば『その気持ちわかるぅ〜!!』『この歌詞、気持ち分かりすぎてヤバい!』なんてなるのはもう目に見えてる。なぜならポップスとはそのようなものが流行する。共感は拡散されるものだ。
しかし凄いのはそれだけじゃない。
その世代を過ぎた私にも刺さる。
痛いぐらいに刺さるのだ。もう、その純度の高い気持ち訴えられたら不純物のような私には眩しくて直視ができなくなる。
辛い。
ああ。
生きるの辛い。
というか椎名林檎凄い。
『あたしが望んだこと自体 矛盾を優に超えて一番愛しいあなたの声迄 掠れさせていたのだろう』
ー罪と罰
急に大人になってしまっている。セブンスターの香り味えわえるぐらい大人になっておる。純度高めな椎名林檎はどこへ行った?
『あたしと一緒じゃなきゃ嫌よ』→『矛盾を優に超えて
』
もう言葉選びのレベルが違う。だが其処が良い。可愛いだけじゃない椎名林檎氏。ギブスは可愛さが残っていたが、本能〜罪と罰で一気に格好良さの主張が出てきた。ティーンエイジャーはこう言うだろう。
『椎名林檎、かっこよくない?憧れる〜。』そうやってまたファンを増やしたのだろう。うむ。わかる。だって格好良いもの。罪と罰でヒトラー(車)を二つに斬るのもベンジーを迎えちゃうのも全てが格好良かった。
うむ。控えめに言って最高である。
可愛だけじゃ無い椎名林檎!ついていきます。どちらもそうだが、やはり真っ直ぐに『今』に生きる女性像を感じる歌詞が多き時代の椎名林檎。
なんだろう。歌詞の純度では最も高い時代ではなかったのではないか。
2 危うさ満点な狂気じみてた少女時代 (絶頂集〜加爾基 精液 栗ノ花)
絶頂集は危ない。
『帰るべき場所など何処に在りましょう 動じ過ぎた もう疲れた 愛すべき人は何処に居ましょう』
ーギャンブル
『愛と云う既成の概念 断っていい加減失せろ』
ー不幸自慢
あれだけ、可愛さや格好良さで愛について歌っていた椎名林檎は何処に行かれてしまったのか?と感じるぐらい振り切ってます。なんせギャンブルでは『もう疲れた。』とはっきり言ってますし。きっと愛だの恋だのという時期を超え世の中の濁ってる世界を感じるお年頃なのでょうか。
良いですか?控えめに言っても最高です。
筆者はこの時代の椎名林檎がとても好きです。パンクの匂いが漂います。
『大人だから今日はまう唄う位 笑う位許してね 守るものは護るさ』
ーおだいじに
あれ・・・?急に大人になられておる。絶頂集に危うさは何処へ?加爾基になると『母』の心境が強くなられたのか、歌詞の風味が変わります。ですが、おだいじの歌詞とっても良くないですか?共感もでき理解もできる。あとやたらと旧語を使ったり難しい感じ変換するあの感じ。みなさんも真似したでしょう?
私?ええ。思いっきり真似していましたよ。
愛好家じゃ無い人から見たら変な人だと思われたと思いますよ。
ですが、よいですか?
控えめに言っても。最高です。
余談ですが、加爾基は雨の日に聞くのがとても好きです。加爾基で少し離れたファンはいるのでは無いかなぁ。とぼんやり感じていました。私は生き残った残党ですが、勝訴が好きな人は加爾基の変化についていけないのではないのではなかろうかと。私はとても好きな作品ですけどね。加爾基。もしかしたら今日まで出てる作品の中でももっとも共感できる歌詞に変化してきてるかもしれません。
そう。当時は感じなかったことを時を超えて共感に結び付く椎名林檎氏の世界。
よいですか?控えめに言っても。最高です。ええ最高です。
3 また戻ってきた時代の核心を付く20代後半の時期(教育〜大人)
教育が発売されたのは2004年。今から12年も前ということに驚きを隠せません。当時の椎名林檎氏は26歳ぐらいであろうか。
演技をしているんだ あなただってきっとそうさ
当事者を回避している
ー群青日和
群青日和でデビューした東京事変。筆者はこの歌詞に脳天を撃ち抜かれたような思いだった。なんて言う素晴らしい歌詞なのだ。そしてMVの椎名林檎可愛すぎませんか?
10代や20代前半とはまた違う感性で帰ってきた。そもそも『東京事変』って言葉完璧過ぎませんか?
控えめに言って最高じゃないですか?
もう!椎名林檎!一生ついてきます!!と心にて宣言しました。全面的にバンド活動する椎名林檎氏はまた違う色を見せてくれた。飽きることなく魅了してくれる
4 メンバーにも色をつける始める時期(娯楽〜スポーツ)
椎名林檎は自分の周りにいる人まで色を付けることが出来る才能があると思い知らされた。
真っ赤な OSCA ALFA 手なずけ走破
ーOSCA
実は筆者はOSCAを聞いた時に東京事変が変わり過ぎて戸惑いが隠せなかった。実はこの曲を聞いたときに違和感しかなかった。今までどんな変化も受け止めてきたがOSCAは違う。と本能で感じた。そりゃそうだ。歌詞が浮雲氏なのだから。そんな浮雲氏、今では引っ張りだこの人気者。ペトロールズのチケットは取れない。女性にも男性にも人気である。長岡亮介。今となってはOSCAが好きだ。いち早く、浮雲を見つけメンバーに入れた、椎名林檎。
控えめに言って最高です。
今日現在が確かなら万事快調よ
明日には全く覚えて居なくたって良いの
ー閃光少女
閃光少女を聞いたときに。感動して泣いたのは覚えている。歌詞が素晴らしすぎるし、一音一句無駄のない曲
(亀田師匠流石です!)、そしてあのMV(児玉監督現る)。
あれだけ、少女として愛や社会の不条理を唱えてきた椎名林檎が行き方の哲学の様な歌詞に切り替わった。過去の経験から間違いなく、今日現在を最高値で通過している椎名林檎を感じた。これは最高傑作だ。もう最高すぎる。当時思っていました。もう閃光少女だけで2時間は話せるので誰か呑みいきましょう。え?嫌がらないでください。付いて来てください。
5 歌詞だけでは無く音色も大人になられてしまった時代(平成風俗〜三文ゴシップ)
ネコさんと組む様になり、椎名林檎氏はより一層大人の階段を登られてしまった。己のギター、一本でかき鳴らす様なことはしない。発育ステータスと平成風俗の音色の進化っぷりと言ったらもう。
(荒々しい椎名好きとしては)平成風俗を聞いたときに寂しさが残った。音色が大人すぎる。
『いつまでたっても子供では居られないのよ』
って言われた気分だった。凄く良い!!とは感じなかったけど。彼女のアップデートは間違いないはずだ。と言い聞かせてたし、ついていかねば。という変な使命感もあったのだ。
今聞いてるととても素敵すぎる。
時間が経って消化できるものもあります。
それを作ってしまう椎名林檎。
控えめに言って最高じゃないですか?
空よ山よ川よ故郷の海よ 私を還してくれ
性を受けた歓び哀しみ骨身に浴びせて 生きて死にたい
ー凡才肌
お、おう。どうしちゃったのか?
演歌なの?歌謡曲の方向性で行ってしまうのか。
もはや心配になるレベルまで椎名先生の哲学はとまらない。
もう必死です。先生!これ以上のアップデートは危険ですよ!!!というレベルまで来ている気がします。
ですが、椎名林檎が歌うと素敵過ぎた。特にライブで聴くと骨身に染みる・・・って[椎名林檎と彼奴等がゆく百鬼夜行2015 ]で皆さんも感じたのではないでしょうか。百鬼夜行以降なんども聞き直した人正直に手をあげなさい。ええ。私です。ついでに言うと『優しい哲学も』
6 バンドのとしての完成形を見せてくれた(大発見〜color bar)
ALL I EVER SEE IS PRETTY FLOWER POWER
BUT YOU KNOW I’M REALLY STARVING FOR THE OTHER SIDE
ALL I EVER HEAR IS CHATTER FLATTER HOUR
BUT YOU KNOW I’M REALLY HOPING FOR A BETTER LINE目を凝らせば凝らすほど 麗しい花しか見えない
耳を澄ませば澄ますほど 甘い声しか聴こえないー新しい文明開化
なんなのこの格好良さ!!新しすぎる!!
新しい文明開化は全く新しい東京事変だった。まだ、こんな才能隠してのですか!脱帽です。東京事変って和訳の仕方もかっこいいですよね。MVも笑いもあり格好良さもあり、これこそPOPソング。閃光少女とはまた違う最高地点で通過している!!東京事変として5人の良さが全て引き出された様な気持ちになった。これこそバンドの美しさだと。
控えめに言って、もう最高を通り越して絶頂じゃないですか?
終わりゆく時代へ投げキス毎度あり型通り
あの八番出口もヨウナシね…溜池山王
ー今夜はから騒ぎ
また最後に偉い作品作りましたぁ。もう東京事変として完成されきってしまった様な気がしますよ。だからこそ休止になるのかなぁと。今夜がから騒ぎを好きじゃない人なんて居ないのではないだろうか?というぐらいこれまた完成されきったしまった。その感性に魅了される。
控えめに言って、もう完璧じゃないですか?
6 ソロ最高傑作なのではないだろうか。(日出処)
日出処を聞いたときに衝撃が走った。
一曲目から鳥肌がたった。初めて聴くのに聞いたことがある・・・『静かなる逆襲』・・・『果物の部屋』ではないか!!!(って叫んだ愛好家の方私以外にも絶対居ますよね)
日の丸を背負いながら金髪のジャケット。
果物の部屋のリメイク。
それで置いてこのアルバムの聴きやすや流れの良さ。
大人のパンクスさを感じた。(ポップスだけども)
JL005便での様な歌詞で見せる様な曲もあれば
ちちんぷいぷいの様な可愛らしさ残る曲もあれば
孤独のあかつきの様な疾走感もある。
美味しそうな今美味しそうな旬を美味しく戴く それが人生よ
ー静かなる逆襲
美味しそうな旬を美味しく戴くことが人生。
そう。きっとずっと。椎名林檎はその時その時の旬を美味しくいただける様なアップデートであり、その進化こそが飽きない証拠。だからこそ聴き続けられるのであろう。
純粋のに彼女の進化を見ているのがワクワクするのだ。
控えめに言って、最高を通り越えて絶頂でありながら完璧じゃありませんか?
7 これ以上の進化が見れるのか?(長く短い祭)
何か知ら落ち込むだ心は
人熱彷徨つて流し流され
思へば遠くへ来たものだ
ー長く短い祭
ええ。遠くへ来ましたね。
幸福論からのデビューから随分遠くへ来た気がします。
長く短い祭、音色も歌詞も雰囲気もMVも全てが格好良い。
もうこれポップスの最高級でしょう。これ以上の進化ってあるのか。というぐらい完成されている作品。
もう言葉が出ないレベル。こんな情報社会で、アーティストの曲も心に残らない時代にとんでも無い曲のリリース。
一生聴き続けるんだろうなぁ。格好いいなぁって。
去年の紅白もまたとても凄い演出であった。
椎名林檎は常に進化する感性と、変化自由なそのスタイル。だけど芯がある、心の刺さるものを常に打ち出し続けている。彼女こそ”アーティスト”だと思う。だからこそ、今日も毎日聞いている。
控えめに言って最高じゃないですか?
書きなぐった〜!
溢れかえった椎名林檎一人討論は以上です( 'ω')!
(余談)
ものすっごい顰めっ面しながらブログ書いて居たので、周りの人には嘸かしゆんぐは仕事頑張っているなぁ〜と思われていたことでしょう。すいません。全く仕事してないで、5000字オーバーなブログ書いていました。今日1日これ書いてたら終わりました。すいません。反省はしていますが後悔はしていません。明日から仕事は頑張ります。無事に書き終えて今夜はぐっすり眠れそうです。読んでくださりありがとうございます( 'ω')
椎名林檎の危うさ【メロウ】
我が輩は椎名林檎が好きである。
本日も私の戯言に付き合ってくれてありがとうございます( 'ω')
『椎名林檎の曲で1番好きな曲は何か?』
と問われた。
これに対する答えは未だない。
もう15年ぐらい聞いてるが未だない。
そう。『1番など無い。全部良い。』
だが。これは言える。
自分主体なランキングをつけるのであれば『メロウ』は必ず上位には来るということ。
今日は絶頂集に入っているメロウについて話したい。
メロウはもうずっと聞いてる。そしてとても好きな曲である。今も聴きながらこの文章を書いてる。
『メロウの何がいいのか』
まず、イントロから最高である。
警報音から始まり、アルペイジオがかかったギターから始まりドラムが始まるとエフェクト全開でかき鳴らす。
イントロから不穏な空気が流れて危ない匂いがする。
そして何より歌詞が良い。
歌詞の危うさが良いのだ。
橙色=丸の内線
黄色=銀座線という解釈は有名な話ですよね。
問題なのはそこじゃない。
3行目に既に狂気じみているとことだ。
誰だってそうだ。
ナイフ使われたら恐怖覚える。
『意識は希望に素直じゃ無い』
この歌詞を聴いた時にぶっ飛んだ。
意識が希望に素直じゃ無い時は誰しもある。だが、このフレーズは中々思いつくものではないであろうか。
『お前の弁護をしてる機械をぶっ壊してあげるよ』
カッコイイ。なんだろう。狂気感がとってもカッコイイ。
サビの前で力を入れながらも脱力系のスタンスで静かに燃えてるような感じカッコイイ。
椎名林檎に壊されたくなる。
・・・・・・・ 一旦落ち着こう。
引き攣るのは構わない。
ナイフ翳してすのも構わない。
ここでまさかの愛の告白 “愛しているさ”
ええええええええええええええええええ。
ナイフ翳すのも弁護するマシンを壊すのも。
全 て 愛 情 表 現 。
吃驚です。脱帽。
椎名先生流石です。
その次の歌詞。
『いま赤く染めた』
これは(そのような愛情表現に対して赤く染めた)頬のことなのか。
それとも(刺してしまい、流れる)血液の色のことなのか・・・・。
ここは未だにどちらなんだろうか。と私は考えている。
ただ、冒頭でも書いたが警報音(サイレン)から始まっているのでもしかしたら刺してしまってそこから地下鉄で逃げてるのか・・・。という一節を考えてもいた。
そのような愛情表現を“美しい予感”という感性。
“その現状の目に映る全てが儚い事象”といえる感性。
終いには、そこまでぶっ飛んでる愛情表現をしているのに・・・。
“要らぬ もう 要らぬ”
えええええええええええええええええええ。
要らないの!?ここまでして要らないの!?
『狂っている-そうだろう?』
そうだね!天晴!椎名林檎!
今聞いても謎の多い曲だ。
素敵です。
初めてメロウを聞いた時はこのようなイメージを想像していた。
下克上エクスタシーの頃の椎名林檎である。
これなら、狂気じみた愛情表現も納得できるのだ。
10代や20代前半のモラトリアム時期であり、繊細な感性の持つ男女(もしくは女子同士)の歌詞かと思っていた。ずっと思っていたしそれが似合うと思っていた。
時は過ぎてから、メロウのMVができた。
違う・・・。
思い描いてた メロウの絵面と全然違う・・・。
って思った愛好家の方々、私の他にいませんか?
いや。
あの。
これはこれで・・・
め っ ち ゃ 可 愛 い ん で す け ど ね 。
凄く素敵だと思うし、儚い表情はわかる。
これはこれで凄く良い作品であるなーと思います。(児玉先生かな?)
けど、イメージしていた『メロウの危うさ』では無いってこと。
このライブとかだと危うさは感じます。
↓
曲の解釈は人それぞれです。
期待を裏切ってきたMVも歌詞の危うさも解釈もイントロの警報音も全て纏めてメロウが好きなんです。
今こそライブで聞いてみたい。“2016年版 メロウ”
絶頂集は狂気の塊だった気がする。
虐待グリコゲンも桃色スパナも天才プレパラートも(バンド名うろ覚えですが・・)
全てが危うくて儚くて・・・それが当時の “椎名林檎の美しさ” だったのだと思う。
勿論、今も素敵で前のが良かったと言う気持ちは毛頭に無い。
15年間、聴き続けても飽きることなく楽しませてくれるのがとっても楽しい。
メロウはそんな曲の一つであった。
本日伝えたいことは以上です( 'ω')
第1期東京事変とはなんだったのか。
我輩は無類の椎名林檎好きである( 'ω')
今日も私の戯言に付き合っていただきありがとうございます。
今日は東京事変について少しお話しします。
初めて東京事変に出会ったのは椎名林檎ソロの「雙六エクスタシー」か。
初めて見たときは『椎名林檎のバック演奏部隊の名前か?』
ぐらいにしか思いませんでした。
瞬く間に。
『東京事変デビュー』
第1期東京事変の誕生だ。
感極まった。素敵すぎた。大人すぎる。
そして『群青日和』
震えた。加爾基 精液 栗ノ花のような感じではなく、また荒々しい椎名林檎が現れた。
そしてMVが艶っぽすぎる。
【演技をしているんだ あなただってきっとそうだ
当事者を回避している 興味が湧いたって 据え膳の完成を待って
なんとも思わない振りで笑う】
キター。当時この歌詞にやられた人は多いのでなないだろうか。
ええ。案の定、私はやられた。こうゆう椎名林檎を待っていた!!
と当時思っていた( 'ω')
ちなみに当時のCM。デビュー曲からタイアップついてる大型新人である。
どうにか探した。SANYOの携帯のCM、逆に今見たら新鮮すぎます。
ちなみにですが、この2分42秒目に現れる笑顔が可愛すぎる事について反論がある人がいるならその人とは仲良くできる気がしない( 'ω')異論は認めない。
そして瞬く間に『遭難』
おおおおい!より艶っぽい!イントロから痺れた!
のちの東京事変の基盤のような仕上がりに感じた。
そして瞬く間に【東京事変 live tour 2005 “dynamite!”】
月に負け犬やられた時に号泣した。
東京事変になっても椎名林檎の曲はやってくれるのか!と。
緑のドレスの林檎嬢素敵すぎません?( 'ω')
大阪まで見に行った甲斐があった。
第1期東京事変はギターガンガン鳴らす椎名林檎であり、ソロの延長線上のようなものに感じました。でも段々大人な路線に行くのだなぁ・・・・と思ってた矢先に。
セカンドアルバム『大人』
はいきたー。やっぱり。
ブラックアウト、かっこいい!ぐらいにしか思えなくて。
当時、無罪や勝訴、絶頂集などをこよなく愛して私には『大人』は大人すぎて少し寂しかったのだ・・・( 'ω')
無罪のようなやんちゃさや、勝訴のような不安定さ、絶頂集のような荒々しい椎名林檎はもういなくて、東京事変という音色も歌詞も雰囲気も『大人』になっていた。
これが当時、東京事変を初めて見たときに抱えた印象( 'ω')
同じようなことを思った人はいないでしょうか?
そして『スポーツ』で衝撃的な事実を知って、一旦東京事変熱が冷めてしまう・・・・話はまた今度( 'ω')
(続く)
お付き合い有難う御座いました。
乱筆乱文多謝。\( 'ω')/
椎名林檎はもはや教科書だった。
我輩は椎名林檎が好きである( 'ω')
その昔、当時思春期だった私はとっても椎名林檎にハマっていた。
無論、今もハマっている。
椎名林檎の歌詞がルックスや世界観に酔いしれていた。
全てが好きだった。無罪モラトリアムや勝訴ストリップは擦り切れるほど聴いていたし、絶頂集の完成を崇拝していた。
とにかく好きだった。
『好きすぎて歌詞を自分に置き換えようとしてる』
痛い子だった。
否、
『自ら歌詞に置き換えられそうな場面を率先して探す』
かなり痛い子だった。
君のメロディーやその哲学や言葉を守り通そうといていた。
そのくせ、言葉で穴を埋めても 満たされる筈もないと思っていた。
だから、様々な言葉で各々の全てを見極めなくちゃいけないと思っていた。
さめざめ泣いたりしなかった。思想を見抜いて欲しいと思っていた。
唾液を吐き続ける密やかな密やかな行為に専念していた。
退屈が忌々しいと思っていた。
蝉が喚いて夏の到来を知るって何回使いまわしたかわからない。
新宿のカメラ屋さんのい階段を降りた茶店をどれだけ探したかわからない。
教科書の教えの通りに学び、実行していた・・・( 'ω')
極めつけは
『新ウィッス君限定!』
って友人に挨拶したことがある。
どう考えてもそこそこの愛好家でないと伝わらない( 'ω')!!!
案の定、友達にはポカ〜ンとしていた。
友達『おはよっ〜!』
( 'ω')『新ウィッス君限定!』
友達『???』
・・・友達は何も悪くないよ。。どうかしてんだ。
『もしも愛なんて呼んでいなくて信号という解答であなたを誘い出しても変わらないかな?』
と恋人に尋ねたことがある。
案の定、恋人には『どうした?』と言われた。
( 'ω')『ねぇ、もしも愛なんて呼んでいなくて信号という解答であなたを誘い出しても変わらないかな?』
恋人『・・どうした??』
・・・恋人は何も悪くないよ。。どうかしてんだ。
も う 病 気 だ よ ! !
今思うと凄い。
それでも当時はこう思っていた。
『僕は何処迄も真摯なんだ 至って普通さ』って。
全 然 普 通 じ ゃ な い ! ! !
これが俗に言う思春期特有の『思考的言語的洗脳林檎病』ってやつだ( 'ω')
きっとこのブログにたどり着いてきた皆様方も一人や二人は感染した方々がいつのではないだろうか?( 'ω')
今では大分その病気は落ち着いてきている。
それが寂しくもある・・・( 'ω')
もう大人だからむやみやたらに思考的言語的林檎病を発病させるべきではないと思っている。
長くなってしまったが、少しでも共感を得る人がいれば此の上無い幸せです。
本日書きたいことは以上です。それでは最後の挨拶で失礼します
( 'ω')『新ウィッス君限定!』
2時間だけのバカンス
ついに発表された。
【2時間だけのバカンス】
宇多田ヒカル×椎名林檎のコラボレーションということで再三ニュースで流れていましたね( 'ω')
(以下の文章は林檎愛好家としての偏見がかなり入ってることをご了承ください)
2時間だけのバカンス。
宇多田ヒカル feat 椎名林檎なのはずに、椎名林檎ソロのような曲に聞こえます。
①歌詞が林檎嬢が書く歌詞の様に聞こえてくるところ。
②MVが宇多田ヒカルと椎名林檎の割り合いがほぼ1:1なところ。
③撮影が児玉監督ってことで思いっきり林檎嬢よりであるとこ。
この曲はとても中毒性が強いですね・・( 'ω')
何度も何度も聞いてしまいます。
不倫の歌なのかなぁ・・・( 'ω')
と少し勘ぐる様な歌詞ではありますが。
クローゼットの奥で眠るドレス
履かれる日を待つハイヒール
物語の脇役になって大分月日が経つ忙しいからこそ たまに
息抜きしましょうよ いっそ派手に朝昼晩とがんばる 私たちのエスケープ
思い立ったが吉日 今すぐに連れて行って
二時間だけのバカンス 渚の手前でランデブー
足りないくらいでいいんです
楽しみは少しずつHa Ahh-
お伽話の続きなんて誰も聞きたくない
優しい日常愛してるけれど
スリルが私を求める家族のために頑張る 君を盗んでドライヴ
全ては僕のせいです わがままに付き合って
二時間だけのバカンス いつもいいとこで終わる
欲張りは身を滅ぼす
教えてよ、次はいつ?ほら車飛ばして 一度きりの人生ですもの
砂の上で頭が痺れるようなキスをして
今日は授業をサボって 二人きりで公園歩こう
もしかしたら一生忘れられない笑顔僕に向けて朝昼晩とがんばる 私たちのエスケープ
思い立ったが吉日 今すぐに連れて行って
二時間だけのバカンス 渚の手前でランデブー
足りないくらいでいいんです
楽しみは少しずつ
家族のために頑張る 君を盗んでドライヴ
ということは『君』朝昼晩と家族のために頑張っているクローゼットにはドレスやハイヒールを持つ女性であること。
全ては僕のせいです わがままに付き合って
『僕』が『君』を誘っていること。
今日は授業をサボって 二人きりで公園歩こう
授業!?もしや学生の歌?もしくは教員なのか・・・( 'ω')
謎が多い歌詞ではありますが、とても素敵な曲でしたね( 'ω')!!
今年は林檎嬢が様々な活動をされててファンといしては嬉しいものです。
『2時間だけのバカンス』は、『愛妻家の朝食』に近いものを感じました。
ですが愛妻家の朝食よりは幸せそうな歌ですが。
そもそも、これは宇多田ヒカルさんの歌でした・・・( 'ω')
『朝昼晩とがんばる』
いいフレーズですね( 'ω')!!